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鶏頭(ケイトウ)の花言葉とは?意味や由来、育て方を解説

鶏頭(ケイトウ)の花言葉とは?意味や由来、育て方を解説

夏から秋にかけてお花屋さんの店頭に出回り始める鶏頭(ケイトウ)。
モコモコ、ふわふわとした形の鮮やかな色をしたお花で、ちょっと不思議な雰囲気を持っていますが、実はとても使い勝手が良く、初心者にも育てやすい品種です。


今回は、そんな鶏頭(ケイトウ)の基本情報とともに、花言葉や名前の由来、プレゼントにおすすめのシーン、育て方などをご紹介していきます。

鶏頭(ケイトウ)とは?種類・特徴について

科・属 ヒユ科ケイトウ属
学名 Celosia cristata
和名 鶏頭(ケイトウ)
別名 韓藍(カラアイ)、鶏冠花(ケイカンカ)、鶏冠草(ケイカンソウ/トサカグサ)
英名 plumed cockscomb
原産地 インドなどアジアの熱帯地域
開花時期 7~11月
出回り時期 6~11月(最盛期は8~9月)
誕生花 9月3日

鶏頭(ケイトウ)はヒユ科ケイトウ属に分類される一年草で、インドなど熱帯アジアを原産とします。
草丈は品種によって異なり、10cm~2mほど。夏から秋にかけて赤やピンク・黄・オレンジ・ライトグリーンなどの花を咲かせます。


暑さに強い花で、日本の気候での生育が性質に合っていたことから、現存する品種の多くが日本で開発されました。ただし寒さには弱く、本来は多年草ですが、日本の冬は越えられないことから一年草として扱われています。
開花時期が長く、丈夫でお手入れも簡単なので、初心者にもおすすめです。


鶏頭の最大の特徴は、いわゆる花びらがないこと。鶏頭は横に広がるタイプと縦に伸びる細長いタイプに分かれますが、どちらも色がついて花びらに見える部分は「花序」もしくは「花穂」と言い、茎の先端が変形したもの。
本当の花は、花序の下に帯状になって、花びらのない状態で小さく付いています。


鶏頭(ケイトウ)の花

鶏頭の種類は約60種ほどあり、横に伸びるタイプは大きく分けて主に3種類。
ニワトリの鶏冠(トサカ)のように見える代表的なものが「鶏冠鶏頭(トサカゲイトウ)」、

鶏冠鶏頭(トサカゲイトウ)の花

トサカゲイトウのトサカが丸まって球状になった「久留米鶏頭(クルメゲイトウ)」、

久留米鶏頭(クルメゲイトウ)の花

トサカゲイトウの花序やその付け根がさらに大きくなった「石化鶏頭(セッカゲイトウ)」です。


縦に細長く伸びるタイプの鶏頭には、羽毛のようなフサフサの花序が円錐形になった「羽毛鶏頭(ウモウゲイトウ)」、


羽毛鶏頭(ウモウゲイトウ)の花

ウモウゲイトウがさらに細く指先ほどのサイズになった「ノゲイトウ」などがあります。ノゲイトウは学術上の分類が他の種とやや異なるため、「セロシア」とも呼ばれ、お花屋さんでもこの名で流通しています。

ノゲイトウ(セロシア)の花

鶏頭(ケイトウ)の花言葉

鶏頭(ケイトウ)の花言葉

鶏頭(ケイトウ)の花言葉は「色褪せぬ恋」です。


熱帯地方で生まれた鶏頭は、暑さに強く真夏の炎天下でも元気よく咲くお花です。また、名前の由来にもなった「ニワトリのトサカ」のような花穂は、赤やピンク、オレンジなど鮮やかな色が特徴。


この鮮やかな色は長持ちし、乾燥してドライフラワーになっても色褪せることがありません。鶏頭が日本に伝わった奈良時代に編纂された『万葉集』では、恋の熱情を鶏頭の色に例えた歌もあるほどです。


燃える恋の熱情のように鮮やかな色彩で、夏の暑さや時間という障害にも負けずに咲き続ける情熱的な姿から、この花言葉が生まれたものと思われます。

鶏頭(ケイトウ)の名前の由来は?

鶏頭(ケイトウ)は種類ごとに花の形も異なりますが、なかでも特に代表的な品種であるトサカゲイトウの花序が平たく扇状に広がって、ニワトリの鶏冠(トサカ)のように見えることが由来になっています。
別名の「鶏冠花(ケイカンカ)」「鶏冠草(ケイカンソウ/トサカグサ)」も同様です。


英名の「plumed cockscomb」も同じく「ニワトリのトサカ」の意味。鶏頭に対しての連想は、古今東西で変わらないようですね。


別名の「韓藍(カラアイ)」とは『万葉集』にも出てくる名称で、古代の朝鮮・中国から来た藍という意味。
藍といえば葉から採れる深い青色の印象が強いですが、赤紫色に染色することもでき、ここでは色そのものではなく染料のことを意味します。


鶏頭は全部で60種類ほど品種がありますが、いずれも学名には「Celosia(セロシア)」が付きます。
これはギリシャ語で「燃焼」を意味する「keleos」が語源で、いずれも花序の形や鮮やかな色が燃える炎のように見えることが理由だと言われています。

鶏頭(ケイトウ)のプレゼントがおすすめのシーンは?

ここからは、鶏頭(ケイトウ)をプレゼントするのに特におすすめのシーンをご紹介します。

秋に贈るフラワーギフト

ちょっとしたお礼・お祝いで贈るギフト、発表会や個展の祝花など、秋にお花を贈りたいときに重宝するのが鶏頭です。
秋口は暑さが残る時期ですが、切り花になっても暑さに強く、色が褪せないため、贈った方に長く飾って楽しんでいただくことが可能。また暖色が多くその形状からボリュームを出しやすいため、華やかなアレンジメントや花束にすることができます。
オレンジや黄色の鶏頭を選べば、ハロウィンの飾りつけやギフトにも雰囲気ぴったりの演出になりますよ。


誕生日プレゼント

鶏頭は9月3日の誕生花でもあります。複数の色やタイプの鶏頭を使って花束やアレンジメントを作れば、夏から初秋に変わる季節を感じさせるギフトとしてもぴったり。
また鶏頭は色や形が豊富で主役にも脇役にもなれるお花であるため、プレゼントする方の好みに合うものがきっと見つかります。


敬老の日のプレゼント

鶏頭は華やかな存在感を持ちながらも、異なる品種のお花を邪魔せず引き立てる名バイプレーヤーでもあります。菊やリンドウといった秋のお花や、バラ、カーネーション、グリーンにもよく合い、季節感とともにボリュームも出してくれます。
また暑さに強い鶏頭は、まだまだ暑い日が続く敬老の日に贈っても長持ちしてくれるでしょう。


鶏頭(ケイトウ)の育て方

鶏頭(ケイトウ)は熱帯地方が原産のため、特に日当たりの良い場所を好みます。また発芽可能な地温が25~30度のため、4月下旬から8月頃にかけて種まきをします。遅く種まきをするほど草丈が低く開花する性質があります。
品種によって草丈や必要とするスペースが異なるので、事前に特性を調べてから種まきの場所を決めるようにしましょう。


鶏頭は移植を嫌うため、なるべく育苗ポットを使わず花壇や鉢に直接植え付けるようにしてください。やむを得ずポットを使用する場合は、移植時に根鉢(株を土から掘り上げた際に出てくる、根と土がひと塊になった部分)を崩さないように注意します。


また発芽後の鶏頭は太陽が大好きですが、種は光を嫌う「嫌光性」を持っています。発芽するまではダンボールや新聞紙などで覆いを作り、日光が直接当たらないようにします。


発芽後、まだ背丈が小さいうちは土を乾かさないよう、充分に水分を与えてください。乾燥すると下葉が枯れやすくなります。
しっかり根を張った後は、土が乾いたことを確認して水やりするようにしましょう。本葉が3~4枚になりつぼみを付けるまで、月に3回ほどのペースで液体肥料を与えます。地植えでは肥料はほぼ必要ありません。


発芽後の管理としては、まず間引きが必要です。株同士が10~20cm、大型種では30~40cm程度の間隔となるように調整します。鉢植えで小ぶりに育てる場合は5cm程度の間隔でもOKです。
また分枝(枝分かれ)が多い品種は、草丈が20~30cmになったら、苗の先端につく芽をハサミで切り取り、摘心(摘芯)を行ってください。
さらに草丈が高い品種はつぼみが出始める頃に支柱を立てます。咲き終わった花を早めに摘んで、他に栄養を回す花がら摘みも忘れずに。


成長した鶏頭は、切り花にしてぜひお部屋に飾ってみてください。存在感のあるお花ですが、同系統で色味を合わせれば他の品種ともよくなじみます。菊やリンドウなど季節のお花と合わせても素敵です。


また美しい色が長持ちしてドライフラワーに向いたお花なので、複数本をまとめてスワッグなどにして壁に吊るし、そのままドライフラワーにしても良いでしょう。

鶏頭(ケイトウ)が注意するべき害虫

鶏頭(ケイトウ)は日当たりや水はけが悪いと、土のなかのカビが原因で立ち枯れ病になりやすいため注意しましょう。
またアブラムシやヨトウムシがつきやすい品種でもあるので、葉の表や裏を注意して観察し、見つけたら薬剤で駆除してください。
乾燥するとハダニが出やすくなります。霧吹きなどで葉の表裏に水を掛ける葉水をして予防しましょう。

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ぜひ、大切な人やご自身で楽しむのにぴったりのフラワーギフトを探してみてください。


まとめ

ここまで、鶏頭(ケイトウ)をプレゼントとして贈ろうと考えている方向けに、鶏頭の基本情報とともに花言葉やその由来、おすすめのギフトシーンなどをご紹介してきました。


トサカに似たユニークな形状が印象的で、お花に慣れていない方は少しびっくりしてしまうこともある鶏頭ですが、実は色や形が多様で、アレンジメントや花束の主役にも脇役にもなれるお花。夏から秋にかけての暑い時期にも花持ちがよく、便利でとても魅力的な品種です。
鶏頭の花言葉や基礎知識を知ることで、より深くその魅力を味わえることと思います。今回の記事を参考に、ぜひ喜ばれるフラワーギフトを選んでください。