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ラベンダーの花言葉とは?意味や香りの効果・作用についてご紹介

ラベンダーの花言葉とは?意味や香りの効果・作用についてご紹介

すらりと伸びた茎の先に、紫色の小さく可愛らしい花をたくさん咲かせるラベンダー。「ハーブの女王」とも称される優しい香りで多くのファンを持ちます。ここでは、プレゼントとしても人気の香りであるラベンダーの花言葉やその種類、香りに期待される効果、プレゼントにおすすめのシーンなどをご紹介します。

ラベンダーの花言葉とは

ラベンダーの花言葉は「疑問」「鎮静」です。

優しく心癒される香りを持つお花のイメージからはちょっと意外な気もしますが、これはラベンダーの香りが持つリラックス効果から来ているもの。ラベンダーの香りの効果・効能についてはこの後の章で詳しくご説明しますが、香りによってホッと心が落ち着き、頭もすっきりすることから「鎮静」という意味が生まれました。また心と頭がクリアになると、新たにさまざまな事柄を考えられるようになるため、「疑問」という意味も生まれたと考えられます。

ラベンダーの花言葉は色によって変わる?

「ラベンダー色」として淡い紫色を指す色名にもなっているように、ラベンダーといえば紫をイメージする方が多いでしょう。しかし、ラベンダーにはピンクや白など紫以外の色も存在します。ただ、花言葉は色ごとに変わりはなく、すべての色で共通となっています。

ラベンダーの花言葉には怖い意味もあるの?

ここからは、サクラのなかでも特に人気の高い代表的な品種を、その特徴や名所などとともにご紹介します。

既にご紹介したとおり、ラベンダーの花言葉は「疑問」「鎮静」。従ってこれだけを見れば、ラベンダーの花言葉には特に怖い意味はありません。

ただし、「疑問」などは捉え方によってはややネガティブな印象を受ける人もいるかもしれません。そこから「ラベンダーの花言葉には怖い意味もある」という言説が広がった可能性はあります。

そもそもラベンダーとはどんなお花?

ラベンダーはシソ科ラヴァンドラ属(ラベンダー属)のハーブ。地中海沿岸を原産とし、主に4~7月に花を咲かせます。涼しい環境を好み、亜熱帯である日本の高温多湿な環境にあまり馴染みませんが、北海道の気候は向いていて、富良野のラベンダー畑は有数の観光スポットになっています。

20~130cmほどの低木で、垂直に伸びた細い茎の先に紫色の小さい花を数多く咲かせます。花・茎・葉はそれぞれ細かい毛で覆われていて、この毛の隙間から独特の芳香を持った精油を出します。ラベンダーの花は下から上に咲いていきますが、満開の状態がもっとも良い香りの精油を採ることができるそうです。

ラベンダーの語源は、ラテン語で「洗う」という意味の「lavare」。古代エジプトからギリシャ・ローマ、アラビア、ヨーロッパなど幅広い地域で薬用・食用として活用されてきました。日本には江戸時代に伝わり、1930~70年代にかけて香料として盛んに栽培されました。

ラベンダーの品種・種類

ここからは、ラベンダーの代表的な品種・種類をご紹介します。

①フレンチラベンダー

パイナップルを思わせる形をしたユニークな姿のラベンダーです。小さな花が集まってできた花穂の先に、紫や白色の花びらのようなものが飛び出していますが、これは「苞葉(ほうよう)」と呼ばれ、花を守るために葉が変化したもの。ラベンダーの中では寒暖に強く丈夫で、花色も紫のほか、ピンク、ブルー、白と豊富。香りはやや弱いものの長く鑑賞でき、ドライフラワー向きの品種です。

②イングリッシュラベンダー

名前に「イングリッシュ(イギリスの)」とありますが、原産地はイギリスではありません。別名は「コモン(共通の)ラベンダー」「ファイン(良い)ラベンダー」で、数多いラベンダーの種のなかでも特に香りが良いことで知られる、もっともメジャーな品種です。北海道で見ることができるのもこちらで、観賞用以外にも、ハーブやドライフラワー、ポプリ、香水など、さまざまな形で活用されています。

③レースラベンダー

葉に入った切れ込みがレースのように見えることから名づけられました。観賞用に開発されたため、いわゆるラベンダーの香りはしません。その反面、ふっくらとした花穂と鮮やかな紫色が美しく、レースに似た葉とのバランスも優雅な品種です。高温多湿と寒さに弱いものの、四季咲きのため、上手に育てると1年を通じて楽しむことができます。

ラベンダーの香りの効果・効能

ラベンダーの香りの効果・効能

次に、香水やポプリ、キャンドルなど数多くの製品に利用されているラベンダーの香りについて、その効果や効能をご説明していきましょう。

効能1:リラックス効果

お花の香りらしいフローラルな甘さの中に、すっきりとした心地よさと柔らかさを感じさせるラベンダーの香り。その心地よさの秘訣は、香りのなかに含まれている「酢酸リナリル」と「リナロール」という成分です。

酢酸リナリルは果物にも含まれており、脳内で興奮を伝える神経伝達物質のドーパミンやノルアドレナリンを抑制する、セロトニンの分泌を誘発する作用があるとされています。これによって精神が安定して穏やかになり、頭の働きも活発になります。

またリナロールはラベンダーのほか、スズランやライラックなど良い香りと言われるお花のなかに含まれている成分で、交感神経の緊張を抑えて副交感神経を優位に働かせる鎮静効果があると言われています。脳の中途覚醒を防ぎ、安定した睡眠を持続させる実験結果も出ているようです。

効能2:防虫・抗菌効果

リナロールには、鎮静と同時に虫よけの効果もあるとされています。市販されている防虫剤にも、忌避成分としてこのリナロールを使用している製品があるほど。ヨーロッパでは昔から、サシェにラベンダーの花を入れて防虫剤として使用されていました。

またラベンダーにはカビなどに対する抗菌作用も認められています。古代ローマでは水にラベンダーの花を入れて入浴や洗濯に使用したり、傷を洗ったりもしていたようです。ペストが流行した14世紀にはラベンダー畑にいた者は感染を免れたとして、セージやタイム、ローズマリーと混ぜて体に塗りつけて使っていたという逸話が残っており、このラベンダーの抗菌作用から生まれたものと考えられます。

ラベンダーとアロマテラピーの関係性

アロマテラピーとは、植物から抽出した香気成分である精油(エッセンシャルオイル)を用いてリラクゼーションやストレス解消などを行う自然療法です。「アロマ(芳香)」と「テラピー(療法)」から成るこの言葉を作ったのは、19世紀のフランスで調香師・香料研究者として活躍していたルネ=モーリス・ガットフォセという人物。しかし、ラベンダーもまたこのアロマテラピーの親と言われることがあります。

ガットフォセは山岳地域に住む農民のためにラベンダーの栽培や蒸留を研究し支援していましたが、実験中に起きた爆発事故がもとで重い火傷を負い、細菌による感染症にかかってしまいます。当時はまだ有効な治療法が確立されていなかったため、彼は患部をラベンダー油で洗浄・治療。すると非常に効果があり、無事に完治できた、と著書に書き残しています。

これをきっかけにガットフォセは民間治療薬としての精油に関心を持ち、医師と共同で研究を進めて、後の治療的な美容用品の技術発展へと繋がったと言われています。実際にはガットフォセはそれ以前から精油の効果について研究していたと考えられていますが、アロマテラピーの提唱者の命を救ったというドラマティックなエピソードが、「ラベンダーの効果の発見がアロマテラピー始まりとなった」とも語られることに繋がったわけです。ヨーロッパの歴史や文化におけるラベンダーの存在感や、結びつきの強さを感じさせる逸話の1つと言えるでしょう。

ラベンダーをプレゼントに贈るおすすめのシーン

ここからは、ラベンダーをプレゼントとして贈るのにお勧めのシーンをご紹介します。

シーン1:結婚式のブーケ

ラベンダーはイギリスでとても愛された花でした。特にラベンダーを好んだことで知られるヴィクトリア女王の下では、毎日ラベンダーが宮殿に飾られ、貴族はみなこの香りをまとっていたほか、収穫の時期には街角で花束が売られていたとも伝えられます。現在でも「愛のハーブ」と呼ばれていて、結婚式にもよく使われるお花になっています。

シーン2:母の日のプレゼント

毎年4~5月にかけては、ラベンダーの鉢植えが市場に出回る時期です。その姿と香りで心をホッと安らがせてくれるラベンダーは、いつも忙しいお母さんへのプレゼントにぴったり。カーネーション以外のお花が欲しいというお母さんにも、おすすめの贈り物になります。ご自宅で自家製のドライフラワーを作っても素敵ですね。

シーン3:出産祝い

出産という大仕事を終えた方へのお祝いの贈り物としても、ラベンダーはおすすめです。何かと忙しく、なかなか休むこともままならないこの時期。リラックスや安眠効果が期待できるラベンダーの香りでひと息ついてね、という願いをこめて贈ってみてはいかがでしょう。ラベンダーのお花はあまり日持ちがしないので、ドライフラワーのブーケやリースなどがおすすめです。またラベンダーのポプリやサシェは、小さな赤ちゃんのいるご家庭でも安心して使える防虫剤になります。

ラベンダーのお花をプレゼントに贈るなら日比谷花壇

日比谷花壇では、ラベンダーをはじめとした季節のお花から、記念日やお祝いごとにぴったりの花束やアレンジメントなど、幅広いアイテムを取り揃えています。お花のスタイル別や贈る目的別、予算別の検索も便利で、最短翌日着のクイック配送や海外配送などのサービスも。

また、ご自宅で楽しむためのお花の提案も豊富です。その時期に見頃を迎える旬のお花を日比谷花壇のバイヤーがセレクトした「バイヤーおまかせフレッシュ便」や、インテリアとして楽しめる観葉植物自宅でお花を楽しむためのコツやアイディアなどもご用意していますので、大切な人やご自身で楽しむのにぴったりのフラワーギフトを探してみてください。

まとめ

ここまで、ラベンダーの花言葉やその種類、香りに期待される効果、プレゼントにおすすめのシーンなどをご紹介してきました。フレグランスや香料として絶大な知名度と人気を誇るラベンダーですが、その花言葉や品種、逸話には、意外にそこまで知られていないものもあります。花言葉や品種としての特性、さまざまなエピソードを知ることで、これからラベンダーを楽しむ際に、より関心や選択肢が広がるでしょう。大切な人へプレゼントとしてラベンダーを贈る際に、またご自身で育ててみようと思った際に、ぜひこちらの情報を役立ててください。